オーストラリアで飲酒をした後は「運転しても大丈夫!」ということを聞いたことがある人も多いのでは?
実は、1スタンダードまでの飲酒運転が合法となっていますが、基準値以上の飲酒運転には厳格な取り締まりが行われています。(▶︎飲酒運転の州によって異なるルールについての記事はこちら)
今回は、飲酒運転の検問されやすいスポットについて紹介していきます。
アルコールの基準値は?
オーストラリアでは、体内のアルコールの測定値が0.05以下であれば運転が可能です。もし、基準以下でアルコールを摂取後、警察の検問に引っかかっても通過することがほとんどです。しかし、正常運転ができない場合には捕まる可能性があります。アルコールが体質的に弱い方は、アルコール摂取後の運転は避けた方が良いかもしれません。
1スタンダードの摂取はOK?
1スタンダードとは、純アルコール10Gのことです。お酒の種類によって数字は異なりますが、体重60〜70KGの人が1時間に1スタンダードで0.05を下回るぐらいだと言われています。体調や体格によってもアルコール分解力は変わってくるので注意しましょう。
飲酒運転検問の目的とは?
飲酒運転検問の主な目的は、飲酒運転を未然に防ぎ、交通事故を減少させることです。検問を通じて、ドライバーのアルコール濃度をチェックします。検問を行うことによって、ドライバーに飲酒運転のリスクと法的な罰則についての認識を高めたり抑止力となることも目的としています。
検問の実施方法について
オーストラリアの飲酒運転検問は、ランダムに行われることが多いです。検問ポイントは、高速道路、主要幹線道路、都市部の道路など、さまざまな場所に設置されます。検問は、警察官によって行われます。特定の時間帯や、曜日に集中して行われることもあります。特に週末の夜間や祝日など、飲酒の機会が増える時間帯に多く実施されるので注意しましょう。
筆者個人の体験としては、大学のそばが多いような気がします。また、メインの道路から一本入った場所などの道は設置されていることが多いです。
ちなみに、時間帯としては夜の9時から11時くらいまでが多いように感じています。
アルコール検査の手順 とは?
飲酒運転検問では、ドライバーに対してアルコール検査が行われます。通常、警察官はドライバーに息を吹きかけるブレステスターを使用して、血中アルコール濃度(BAC)を測定します。
警官の指示に従わないなどの行為をした場合には、その場で他の警察が車で待機しているので追いかけてくるようです。絶対に従うようにしましょう。
最後に
オーストラリアでは、基準値以内での飲酒運転は認められています!その点については、日本と異なるので記事を読んで驚いた方も多いのではないでしょうか。飲酒をしても「捕まらなければ大丈夫!」ではなく、事故のないように安全にオーストラリア生活を楽しんでいきたいですね!
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