個人売買に関する注意点 73.9 % オーストラリアの個人中古車売買でなにかしらのトラブルに巻き込まれる確率 車を購入する際の 個人売買のリスク 個人売買と中古車販売業者 比較 個人売買の実体験と 失敗談 個人売買のリスク オーストラリアでの中古車購入:失敗を避けるためのポイント オーストラリアの車は、日本とは違って車検が2年に1度あるわけではありません。日本では考えられないような車が走っていたりするので、購入する際には注意が必要です。ほとんどの場合、車の状態を正確に把握することが難しいです。そのため、購入前にはメカニックによる検査を依頼することをおすすめします。個人売買では、保証がほとんど提供されていないため修理費用は自己負担となってしまい、予期せぬ金額がかかってしまうケースが多いです。また、購入や登録などの手続きをご自身で行う必要があるため、時間がかかってしまった…。という声がある現状…。オーストラリアで中古車を購入する場合には、失敗しないためにも中古車店からの購入が安全です。 比較 個人売買 ・車の売主と直接話すことで、価格を下げる交渉が可能です。・個人売買は、中古車店の在庫に制限されないため、多くの選択肢があります。・ディーラーから購入するよりも安いことが多いが、保証やアフターサービスはありません。・すべての手続きを、購入者が自身で行う必要があります。・個人売買では、取引相手の信頼性が保証されないため、不正行為に遭遇するリスクが高いです。 販売業者 ・ディーラーや中古車店は、購入した車に対して一定期間の保証を提供されます。・店舗では、車の点検や整備が行われているため、車の状態に対する信頼性が高まります。・書類手続きや登録手続きなど、購入に関する手続きを販売業者がサポートしてくれます。・保証やアフターサービスが価格に反映されるため、個人売買に比べて価格が高くなることがあります。・大手ディーラーや中古車店では、価格の交渉が難しい場合があります。 失敗談 中古車購入の失敗から学ぶ:実際にあった3つのエピソード 【エピソード①】 Facebookのmarketplaceで$9,000ほどの車を購入。しかし、3日後に車がオーバーヒートしてしまい、車に乗れない状態になってしまいました。 車の状態に驚いた購入者は、車屋さんに出張修理を頼んだとのこと。車を点検してもらうと、オーバーヒートした原因の他にも、修理の必要な箇所がいくつか見つかり、修理代とレッカー代金で$1,000以上かかってしまいました。 購入者が伝えてくれた原因としては、まず、車に詳しい友人等の知識がない状態でインスペクションへ行ったこと。また、売り手が冷却水(エンジンを冷やすための液)が漏れていたが、漏れを隠すためエンジンルームを洗い綺麗にしていたそうです。車の外装は、丁寧に洗車されていたため、値段は9,000ドルもしたが、状態がいい車だと思い込み購入を決めました。しかし、【個人売買では自分で修理する手間を省き、隠して売られていることが多々ある】ということを、購入後に知ったそうです。外装が綺麗でエンジンルーム等も一見問題なさそうな車でも、購入は慎重に検討する必要があると感じたそうです。購入者は、売り手に連絡したそうですが、「知らない」の一点張りだったとのこと。オーストラリアに来たばかりで、頼れる知人もいなかったため、泣く泣く修理代を払ったそうです。 【エピソード②】 オーストラリアへワーキングホリデーで来て、$6,000の車をサイトで購入しました。その後、車の異変に気づき、車を中古車店に車を持っていくと、ヘッドガスケットが抜けて、車が壊れているということを発覚。廃車寸前の車に$6,000払ったことを知り、とてもショックになりました。 もし、中古車店で車を購入していたらこんなことは起きていないと感じたそうです。購入者は、仕事をするための通勤手段として購入したつもりだったようで仕事に行くことも、新しい車を買うこともできず、オーストラリア生活の初めから全てが変わってしまったそうです。 【エピソード③】 車を$1,000で購入したが、故障時の修理代やタイヤ交換の費用などで、プラス$1,500ほどかかったという方もいました。購入者は、最初から状態のいい車を購入した方が良かったと、後悔したそうです。 【最後に】 車の購入は、大きな出費となりますが、費用を抑えすぎると、修理などで後から金額がかかってしまうのも事実です。また、英語の苦手な方は、外国人の方からの車の購入をする場合には、判断も難しくなってしまう場合もあるかもしれません。重要なこととしては、「信頼できる場所」から購入することです。