RWCとはその車が州の安全基準を満たしたという証になります。
しかし、この証は州ごとにRWCの基準が違っています。今回の記事では、RWCについて州ごとに詳しく見ていきましょう。
州ごとに異なるRWCの基準について
【QLD州】
・車を売買する時
▶︎売る側がRWCを取り、売却する必要があります。
▶︎個人売る場合、RWCは取得後2ヶ月以内、もしくは2000km以内の時のみ有効になります。
▶︎ディーラーが売る場合は、3ヶ月、もしくは1000km以内となっています。
・未登録の車を登録する時、もしくは他州から移動してきた時
参照HP:www.qld.gov.au
【VIC州】
・車を売買する時、未登録の車を登録する時
・もしくは、他州から移動してきた場合
・車両の欠陥通知(defect notice)をクリアにする時
▶︎RWC取得後30日以内なら有効です。
参照HP:vicroads.vic.gov.au
【NSW州】
・未登録の車を登録する時
・REGOの更新時
▶︎毎年の更新時に、Pink slipというセーフティチェックを受ける必要があります。
▶︎5年以上経った車両は、全て当てはまり、Pink slipは半年間有効となっています。
【ACT(キャンベラ)】
・6年以上経った車を売り渡す時
・未登録の車を登録する時
・他州から移動してきた時
・車両の欠陥通知(defect notice)をクリアにする時
・公共車両を再登録する時(ライドシェアの車両も含まれます)
▶︎RWCは、取得後30日間有効です。
【NT州】
・未登録の車を登録する時
・製造後5年経過した車
・製造後10年経過した車
・製造後11年以降は毎年の更新時
【TAS州】
・未登録の車を登録する時
・登録が3ヶ月以上失効している場合
・車両の欠陥通知(defect notice)をクリアにする時
・出動通知(call-in notice)が通達された場合
・ライドシェア車両を含む公共車両の登録と更新時
【WA州】
・未登録の車を登録する時
・車両の欠陥通知(defect notice)をクリアにする場合
・車両をカスタマイズした時
・ライドシェア車両を含む公共車両の登録と更新時
参照HP:transport.wa.gov.au
【SA州】
・未登録の車を登録する時
・非標準エンジンが搭載されている時
・車両の欠陥通知(defect notice)をクリアにする時
・車両をカスタマイズした時
・別の州で登録されており、製造後3年以上経過しており、空輸重量が4.5トン以上である場合
・ライドシェア車両を含む公共車両の登録と更新時
・重車両の場合
参照HP:www.sa.gov.au
最後に
オーストラリアでは、州ごとにRWCの内容が異なります。事前に確認をして、罰金などにつながらないようにしましょう。
▷おすすめ記事
オーストラリアの自動車登録(Registration)更新について
レジストレーション(Registration)とは、ナンバー
日本と何が違う!?チャイルドシートの使用方法
オーストラリアでは、子供の安全を確保するためにチャイルドシー