オーストラリアの広大な地域において、気候の変化は交通に影響を与えることがあります。激しい雨や強風、サイクロンなどの悪天候下での運転は十分な注意が必要です。今回の記事では、オーストラリアの天候が悪い時に安全な運転を心掛けるための実践的なガイドをご紹介いたします。
悪天候の種類と対策について
雨天時:路面が滑りやすくなっているため、車間距離をとる、スピードを落とす、急ハンドルを回すことはしないようにしましょう。また、昼間でも薄暗い時にはヘッドライトを点灯させて安全を保つようにしてください。
強風時:あらゆる飛来物が運転者の視界を遮ることがあるかもしれません。前方の状況にしっかり注意して走行しましょう。
サイクロン時:サイクロンは大粒の雹や豪雨をもたらす場合があります。高潮警報の発令時にはビーチやその周辺へ行かずに内陸部へ移動するようにしましょう。
悪天候で事故をしないための定期点検とは?
ワイパー:スムーズに動くかどうかだけではなく、拭きムラや漏れがないかを点検することが大切です。万が一、拭きムラが多くある場合には、視界確保のためにも無理して使わずに早めに交換するようにしましょう。
タイヤ:定期的に適切な空気圧が入っているか、タイヤの溝が浅くなっていないかを確認しましょう。タイヤの溝が無いことで、スリップの原因になることがあります。
ブレーキ:雨の日で路面が濡れているとタイヤとの摩擦が減り、晴天時よりも急ブレーキによるスリップが起こりやすくなります。そのため、いつもより車の車間距離を保つように心がけましょう。
ライト:車のライトは、夜間でも対向車や後続車に自分の車を知らせ、追突を防ぐ役割を持っています。運転途中にライトが切れていることを発覚すると、危険を及ぼす可能性があります。そのため、定期的にライトの確認をおすすめします。
参照HP:www.wa.gov.au
事前に天気を確認するためのおすすめアプリ
こちらは、Burequ of Meteorologyです。ダウンロードすると7日間の天気やレーダー情報、警報を調べることができます。アプリ取得は無料となっているので、オーストラリア旅行や長期滞在を予定している方は、ダウンロードしておくことをおすすめします。
参照HP:bom.gov.au
最後に
オーストラリアは、時期によって急な豪雨や洪水が起こっているのも現状です。運転する際には、事前に天気予報や交通情報を確認し、車の点検をするようにしましょう。
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